いつもご利用くださいましてありがとうございます。御茶ノ水トラットリアレモンの吉田です。
昨日の晴れ間から一転。今日は雨模様でした。朝のうち若干暖かくもありましたが、午後から肌寒くなってきて何だか風も強く、体調管理がなかなか難しいですね。皆様ご自愛くださいませ。
私はというと昨日はトラットリアレモンでスタッフと第2回ワイン勉強会。写真は前回のもので、今回はちょっと撮影出来ず。。。白ワイン飲み比べと称して、白ワインのぶどう品種、フランス・ロワールの「ミュスカデ」フランス・ラングドッグ「ヴィオニエ」ドイツ「リースリング」の3種類。あえてシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど王道を外してみました。
＜第2回ワイン勉強会：メモ＞
ミュスカデ/フランス・ロワール産
黄色の色合い。まろやかな口当たりと爽やかさ。香りは柑橘系だけれども、酸味のきいたものではなく、華やかで蜂蜜のような甘みが感じられた。想像通りのブドウ品種。ただ同じくフルーティさを持つシャルドネと区別つくか。一度飲み比べてみたい。香りの華やかさも本当に素晴らしかった。ミュスカデはブルゴーニュ地方で生まれた品種だが、現在はほとんどブルゴーニュでは生産されず、ロワール地方で主に生産される。魚介系が合うらしいが、用意したイワシのマリネは甘さがきいているせいか今一ピンとこなかった。鮮魚のカルパッチョがよいのかも。旬の食材から出る「甘さ」がベストだと思う。ちなみにミュスカデル、ミュスカとは別物のブドウ。ミュスカは日本ではマスカットで御馴染み。ミュスガデルはボルドーでほかの品種とブレンドされて造られる役目の品種【16295】
ヴィオニエ/フランス・ラングドッグ産
黄色の色合い。ミュスカデと同じ様な。ボルドーの名門シャトーがプロデュースしたワイン。白い花のような香りと、フレッシュなミネラル感。余韻が長く感じられる。ミネラル感が強いのか、正直水っぽい。こんなものかな？と拍子抜けな感想を持ったので、もう少し飲み比べたい。ローヌのヴィオニエならどうだろう。ミネラル感が強いせいか、肉でも魚でもなんでも合う。【118894】
リースリング/ドイツ・ファルツ産
3種類の中では一番淡いグリーンがかったレモン色。味わいはミネラル感と酸味。そして最大の特徴が香り！ペトロール香つまり重油の香りが強い。強すぎて料理に合わせる気がしない。アルザス地方のリースリングはまた違うのではないかと思うのだが。ドイツ・ファルツはラインヘッセに次ぐ2番目に大きな生産地。白ワイン用品種は全体の65.3％で内リースリングは24.9％を占める。他の地域のリースリングとぜひ飲み比べたい。【215330】
以上が私的な試飲ワインの感想。次回は「リースリング」を中心にした各地域飲み比べをやりたいです。
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